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鼻血が出たとき
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安静第一。
トントン首筋を叩いたり、上を向くのは逆効果! |
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鼻血は、特に原因がなくて出る「突発性」のものがほとんどです。鼻中隔の前方に血管が集中している部分があり、鼻の入り口に近いので、指やティッシュなどで強く触ると簡単に傷ついて出血してしまうことがあります。
また、スポーツなどでぶつけても、出血が起こることがあります。この場合は、骨折していることも考えられるので、出血がなかなか止まらなければ、病院で受診した方がよいでしょう。
稀になんらかの病気が隠れていることもありますので、注意が必要です。白血病や血友病、悪性腫瘍といった深刻な病気である可能性もありますので、しつこく繰り返す鼻血の場合には、必ず検査を受けるようにしましょう。
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@身体を締め付けている服やベルトは緩めて、楽な姿勢で安静にさせる。
A指で鼻をつまむ。出血している側に人差し指、反対側に親指をあてて押さえ、呼吸は口でするようにします。
B顎をひいてうつむき加減にするか、横向きで寝かせて、首筋を叩いたりせずに静かに様子を見る。上を向かせてしまいがちですが、血が喉に流れ込んでしまうので適切な処置ではありません。
Cこの状態でしばらく安静にしても出血が止まらない場合は、鼻にガーゼを詰めて、濡れタオルなどで冷やす。ティッシュや綿は繊維が粘膜に張り付き、取り除くときに再出血しやすいので、使用しない方が良いでしょう。
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