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ここがポイント!

膝を伸ばして上から押さえ、爪先を起こすように親指を引っ張る。
無理な力をかけずゆっくりと。


症状と病態 


 脚を攣(つ)る症状の中でも、特にふくらはぎに起きるものを「こむら返り」と呼びます。一瞬で筋肉が収縮し、触れてみると硬く緊張していることがわかります。筋けいれんを起こしている状態で、動くことができなくなるほどの痛みを伴います。


 こむら返りで痛んでいる脚に、応急処置をせずに体重をかけると、肉離れを起こしてしまうことがあります。


 脚が疲れている時や、運動不足の状態で急に動いた時、爪先を伸ばすような動きをした時などに起こりやすく、また睡眠中にもよく起きることが知られていますが、はっきりとした原因は完全には解明されていません。





応急処置の流れ 


@慌てて強く動かしたりしないよう、まずは落ち着いて安静にする。特に水泳中にこむらがえりを起こした時には、足を動かさず水に浮かんで落ち着くようにしましょう。


A床に腰を下ろして攣った方の脚を伸ばし、膝を片手で押さえる。


Bもう片方の手で親指をつかんで、爪先を起こし足の甲を反らすように引っ張る。身体が硬い人はタオルなどを利用すると良いでしょう。近くに人がいるならば手伝ってもらい、足首を押さえながら足の裏を押してもらいます。


Cこむらがえりは繰り返しやすいので、痛みがとれたらよくマッサージを




 


 普段からストレッチを行うことで、こむらがえりは防ぎやすくなります。




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