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脳卒中を起こしたとき
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生命に関わる疾患で、時間との勝負。
応急処置と同時に救急車の確保を。 |
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脳卒中と呼ばれる疾患は、脳の血管が破れる「脳出血」と脳の血管が詰まる「脳梗塞」に大きく分かれます。
突然倒れる疾患は多数ありますが、日頃から血圧が高く、前兆として頭痛や手足の一時的な麻痺などを訴えていた人が倒れた場合には、脳出血が疑われます。壮年に多く、安静時よりも活動中や運動中に起こりやすいと言われます。顔色が赤っぽく、吐くことが多いのも特徴です。
脳梗塞は、昏倒するほどではない場合が多く、急にろれつが回らなくなったり言葉が出なくなったりする、視界がおかしくなる、手足が思うように動かなくなる、片マヒ(左右片方だけの手・足・顔のマヒ)などの、機能障害・神経障害が起こります。
いずれも、生命に別条がない場合でも重篤な後遺症を残すことが多く、一刻も早く医療機関で治療を受けることが必須です。
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@脳卒中は絶対安静が原則。ただし風呂場や交通量の多い道路など危険な場所で倒れた場合は、安全な場所まで静かに動かす。
A衣服を緩め、安静に寝かせる。
B嘔吐がある場合は顔を横に向かせ、嘔吐がなく呼吸が苦しそうならば、仰向けにして首の下に丸めたタオルなどを入れ気道を確保する。
※ 治療には一刻を争うので、真っ先に救急車を呼びましょう。上記は意識を失った場合の応急処置ですが、意識があっても必ず受診させてください。
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