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人工呼吸



ここがポイント!

気道を確保しても呼吸が止まっているか,あるいは非常に小さいときは,一刻も早く人工呼吸を行わなければいけません。


応急処置の流れ 


@気道確保の姿勢を保つ。そして、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみ、救助者は大きく息を吸い込む。


※乳児や小さな子供の場合、救助者は自分の口で乳児の鼻と口を同時に覆い,息を吹き込みます。


A続いて、自分の口を息がもれないように傷病者の口におおいかぶせるようにあて、いわゆる口移しで息を吹き込む。


B息の吹き込みは空気が漏れないように、1秒かけて2回吹き込みます。吸い込んだ胸の息が空になるくらいまでゆっくりと大きく吹き込むのがポイント。


C正しく空気が送り込まれていれば、傷病者の胸がふくらんでくるので、吹き込みながら胸の動きを目で確認して行う。


D息を吹き込んだら、つまんだ指を鼻から離す。人工呼吸が正しくできていれば、傷病者の胸は下に沈み、自然と傷病者息を吐き出す。人工呼吸はこの胸の上下の動きを目で確認しながら行うのがポイント。




≪人工呼吸がうまくできない場合≫
人工呼吸がうまくできない場合は次の点をチェックしてください。


1. 胸ではなくお腹がふくれていなか?お腹がふくれている場合、空
  気が胃に吹き込まれています。
2. 気道確保は正しくできているか?
3. 吹く息がもれていないか?
4. 吹き込む息の量が多すぎる、または少なすぎないか?




≪息を吹き込んでも空気が入りにくい場合≫
気道を確保し直し,再び2回吹き込んでみます。それでも抵抗が大きかったり,空気が入らない場合には気道内に異物がないか確認してください。


気道確保が充分でない傷病者に強く息を吹き込むと,胃の膨満(胃の中が空気でいっぱいになる)を起こし,胃の内容物の逆流(嘔吐)の原因となります。



また、その内容物が誤って気管に入ったり,窒息を起こさせる危険もありますので注意が必要です。胃の膨満のときは,傷病者を横向きにし,静かに上腹部を押さえて胃内の空気を出し,再び人工呼吸を続けます。




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