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目に異物が入ったとき
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角膜を傷つけるのでこすってはダメ。
面倒がらずに適切な処置を。 |
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目に入る異物は、ゴミやホコリ、乾いた目やに、まつげ、虫など様々です。よくあることと軽く考え、手当てを間違えると大事に至る場合があります。
特に、ゴシゴシとこすると角膜を傷つけ、視力障害を起こしたり失明につながることもありますので、絶対にこすってはいけません。
目に異物が入ると、結膜(まぶたの裏側)に入り込んでごろごろと感じたり、角膜(黒目の上)に貼り付いていることがほとんどです。すぐに涙と一緒に流れ出てくればよいのですが、時間がかかると奥へ入り込んでしまいます。
もし異物が眼球に刺さっている時は、抜かないでそのまま眼科に直行します。
また、薬品や酸性・アルカリ性の洗剤、熱い油など危険なものが入った場合は、しばらく流水で洗い流してから、やはり必ず受診する必要があります。
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@上まぶたのまつげをつまんで、下まぶたにかぶせる。異物は目が乾くと取りづらくなります。この方法により、涙で異物が移動して取りやすくなります。
A濡らしたガーゼ、ハンカチや綿棒でそっと取り除く。まぶたの裏に入っている場合は、この方法が取りやすい。下まぶたはアカンベーをして、上まぶたはマッチ棒などを水平にあて、まつげをつまんでまぶたをひっくり返して行う。
Bやかんやシャワーを使って流水で洗い流す。顔を横に向け、目をぱちぱちしながら、水は静かに流す。
C洗面器にためた水に、顔を突っ込んで目をぱちぱちさせる。特に、異物が角膜に貼り付いている場合は、ガーゼなどを使わず水で洗ったほうが良い。
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