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呼吸困難を起こしたとき
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まずは呼吸のしやすい姿勢をとらせること!
その後、背中をさするなどしてあげる。 |
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呼吸困難とは、息をするのに苦痛を感じる感覚を表現する自覚症状である。健康人では駆け足などの激しい運動時や高山に登ったときなどだけにみられるが、肺や心臓の疾患で換気や血流に異常があると、わずかな運動や安静時にも呼吸困難が現れる。
※過喚起症候群の場合
精神的ストレスが引き金となって呼吸困難に陥る。たいていは突然起こり、手足のしびれや失神を起こす。このような場合、不安感を取り除くように声をかけて落ち着かせることが大切。そのうえで、ゆっくり呼吸をするように指示したり、何秒間か息を止めさせる。
このようにしても呼吸困難が落ち着かない場合は、ビニール袋を口と鼻に密着させて呼吸させ、自分の吐いた息を吸うようにさせる。
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@衣服をゆるめて、楽に呼吸のできる姿勢をとらせる。上体を起こし、胸の前に布団や机を置き、その上にうつ伏せになると楽になることが多い。あお向けで寝ると、一層呼吸が苦しくなることもある。
A体を少し前に押すようにしてさすり、そのテンポに合わせて呼吸させるようにすると楽になる。
B呼吸困難がどんどん悪化して意識障害を起こすような場合には、救急車を呼び、気道を確保する。呼吸がないときは人工呼吸を行う。
C本人が楽と感じる姿勢を保持してあげることが重要。きっと楽だろうと無理にあお向けにするなどの親切がかえって仇になることもあるので注意する。
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