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熱中症を起こしたとき
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手当てが遅れると重症化の危険も。
早急に身体を冷やし水分補給することが大切。 |
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熱中症とは、体内に熱がこもり体温調節ができなくなって高温になり、身体に様々な異常をきたすものです。
炎天下の朝礼で気分が悪くなったり、運動中に脱水状態になるといったイメージがありますが、室内でも、安静な状態を保っていても、知らず知らずのうちに熱中症を起こしている場合があり、特に高齢者や乳幼児には注意が必要です。
高温で風通しの悪い場所で起こりやすく、また、運動をして体温が上がり大量に汗をかくと、低温の環境でも熱中症になり得ます。
発汗異常、口の渇き、高体温、呼吸数の増加などが見られ、症状が進むと、めまい、嘔吐、頭痛、頻脈などを引き起こし、時に失神することもあります。
更に重症になると、意識障害や過呼吸が見られショック状態や昏睡状態に陥り、心停止に至ることもあります。初期症状の段階で、身体を冷やし水分補給を行うことが大切です。
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①風通しの良い涼しい場所に移動させ、衣服を緩め、足を高い位置に置いて安静にさせる。
②頚・腋の下・脚の付け根の太い動脈が通っている場所をアイシング等で冷やす。冷えた血液が体内を循環し、効率よく体温を下げることができます。
③吐き気に注意しながら水分補給する。水よりスポーツドリンクが適切です。
※ 意識障害が見られる場合は、すぐに医療機関へ搬送します。また、吐き気がひどい場合は経口で水分補給ができないので、病院での輸液が必要になります。
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