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 ホーム > まさかの事態のときの処置 > クギや釣り針が刺さったとき
 
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クギや釣り針が刺さったとき



ここがポイント!

傷口の小ささに油断せず、化膿や感染症を防ぐため適切な処置を。


症状と病態 


 クギや釣り針が刺さった時に一番心配されるのは、刺さったものが汚染されていることです。傷口は小さくても内部に菌が入り込み、化膿したり感染症を起こす場合もあります。


 破傷風菌に感染するのは刺し傷が多く、命にも関わりかねませんので、応急処置後には必ず医師の診察を受け、適切な処置を受ける必要があります。


 クギは比較的簡単に抜くことができますが、釣り針には釣った魚が外れないように「返し」があるので、引っ張っても抜けません。無理に抜こうとすると損傷を広げることが考えられますので、深めに刺さっていたらそのままの状態で受診しましょう。


 刺さったものが抜けている場合でも、体内に一部が残っているのは危険ですので、抜けたクギや釣り針は捨てずに受診時に持参して、医師に見せます。





応急処置の流れ 


@クギは、刺さっている方向をよく見て、ペンチなどでまっすぐ一気に引き抜く。釣り針は、皮膚の表面に近いところに刺さっているならば、針先を皮膚の外に押し出すようにし、「返し」の部分をペンチなどで切断してから抜き取る。


※ 深く刺さっているならば、抜かずにそのまま外科を受診します。


A抜いた後の傷口から血を絞り出す。


B消毒して絆創膏などでガードする。




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