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激しい頭痛を起こしたとき
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いつもと違う頭痛は命に関わることもある。
気道を確保してすぐに救急車を呼ぶ。 |
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「危険な頭痛の見分け方」
@急激な頭痛で痛みが激しい場合。
Aいつもと違う!と感じる場合。
B頭痛に伴い、吐き気、手足のしびれ、マヒ、むせる、言語障害、視野の異常などが起こる場合。
「症状別の対処法」
偏頭痛の場合
事前に目の前がチカチカし、吐き気と頭痛が起こるという一連の症状が典型的である。痛みの程度はさまざまである。鎮痛剤を飲んでも効かないことも多いが、基本的に安静にしていれば治る。
くも膜下出血の場合
突然の激しい頭痛の後、軽快するので安心してしまうことがあるが、この小さな発作を見逃してしまうと、その後の大発作で命を落とす危険もあるので要注意である。
脳梗塞の場合
突然のマヒが起こることが多い。比較的頭痛の程度は軽いが、一刻も早く病院で治療を受ける必要がある。
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@倒れた場合、どんな状況で倒れたか、呼びかけに対する反応などをチェックする。
A衣服などをゆるめ、呼吸をしやすくする。吐いている場合は、嘔吐物が気道に入らないように昏睡体位をとる。
B脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)のときには原則的に枕をせずに水平にして寝かせる。
Cどんな場合でも無理に抱き起こす必要はない。
Dいびきなど気道の閉塞が疑われた場合、気道の確保を行う。
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