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睡眠薬を大量に飲んだとき



ここがポイント!

意識があるときは胃の内容物を吐かせる。
意識のないときは無理に吐かせず、呼吸しやすい体位で寝かせ救急隊を待つ。


症状と病態 

 睡眠薬そのもので死亡することはまれだが、中毒を起こした場合は、意識の有無に関わらず、生命に関わることなので、応急処置を行うとともに救急車をすぐに呼びましょう。


 中毒症状が出る内服量はだいたい通常量の10〜20倍を服用したときです。中毒を引き起こさないためにも睡眠薬は大量に購入せず、その保管には日頃から注意が必要です。


 また、家族に睡眠薬を常用している人がいるときは、本人の代わりに睡眠薬を管理することが予防につながります。





応急処置の流れ 


@意識があるかどうかを確認し、救急車を呼ぶ。


意識がある場合
A意識があるときは、薬がまだ体内にそれほど多く吸収されていない証拠。大量の水(ぬるま湯)を飲ませて睡眠薬を吐かせる。


B吐けないときは、無理やり吐かせることはせず、牛乳を飲ませる。




意識がない場合
C意識のないときは、呼吸がしやすく、嘔吐したときに気管に入らないような体位で寝かせ、救急車を待つ。


D時間とともに体温が下がってくるので、バスタオルや毛布などでからだ全体を包んで保温をする。


飲み残しの薬や空き瓶、箱などは重要な診察材料になるのでビニールなどに入れて持参しましょう。




 


〜牛乳の効果〜
牛乳を飲むことで胃に粘膜が張られ、睡眠薬の吸収をさまたげる効果があります。睡眠薬を大量に服用しても即死の危険があるわけではなく、病院で胃洗浄を行えばすぐに回復する場合も多いのです。よって牛乳を飲ませるだけでも十分な効果が期待できます。




〜睡眠薬服用の注意点〜
・寝る前に飲む
・アルコールと同時摂取は厳禁!
・自分の判断で服用する量を変えない
・高齢者は身体機能が低下しているため、薬の効果が現われるのが遅くなることがある
・わからないことがあったら必ず医師に相談する




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