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指を切断したとき



ここがポイント!

切断面がきれいで、切断後数時間以内なら再接着も可能。
外科治療は一刻を争う。


症状と病態 


 指の切断と一口に言っても、鋭利な刃物や切断用の機械などでスッパリと切れてしまった場合と、筋肉や骨が潰れたり砕けたりして激しい損傷がある場合や、何らかの原因で長時間にわたって血流がストップし、壊死により指が脱落した場合とでは、治療の方法も予後の経過も異なります。


 切断面がきれいで、切断された指が適切に保存されており、早急に外科治療を受けられた場合、再接着が可能なことがありますが、これらの条件が揃っていなければ、再接着はできません。


 痛みや出血によりショック状態になったり、指を切断したという事実にパニックを起こすことがあるので、注意が必要です。





応急処置の流れ 


@再接着には一刻を争うので、救急車を呼んでおく。


A傷口を洗わないで、まず止血をする。傷口にガーゼをあて、上から包帯などできつめに巻いて圧迫する。出血がひどければ指の付け根をきつく縛って(長くて1時間以内。それ以上かかる場合は、一旦緩める)心臓より高い位置に上げる。


B切断された指は、ガーゼにくるんでビニール袋に入れ、袋の口をきっちり縛って氷水に入れる。これを病院に持参するので、氷水を入れるのは密閉容器が望ましい。


※ 切断された指を直接氷水に入れるのは、組織が破壊されて再接着が不可能になるので厳禁です。




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