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ここがポイント!

死亡率の高い心筋梗塞。
倒れた人には適切な蘇生術を施し、早急に医療機関へ。


症状と病態 


 心臓発作を起こす疾患には、大きく分けると「狭心症」と「心筋梗塞」があります。


 狭心症の発作は、胸や他の部分がぎゅっと締め付けられるような痛みと不安感があります。すぐに治まり、繰り返すこともありますが、命に関わるようなことはほとんどありません。医師より処方されるニトログリセリンが有効です。


 心筋梗塞による発作は、左胸に激痛が走りそれが数10分間も持続します。同時に、冷や汗が出て顔面蒼白となり、動悸や非常に強い不安感を覚えます。


 心筋梗塞による死亡率が高いのは、このような発作が起きた直後に「心室細動」と呼ばれる危険な不整脈を起こすためです。心臓のポンプが正常に機能しなくなり、血液を送ることができなくなるため、呼吸停止・心停止となり死に至る深刻な症状です。


 強い胸の痛みを訴えた後、咳き込んだり、ショック状態、呼吸困難、チアノーゼ(唇や爪が暗紫色に変色する)を起こした時は心室細動が疑われますので、応急処置と同時に直ちに救急車を呼び病院に搬送します。





応急処置の流れ 


心筋梗塞が疑われる場合
@まず救急車を呼び、衣服を緩めて楽な姿勢で安静にさせる。


A声をかけながら意識を確認する。意識がないようなら、顎を持ち上げ頭を後ろに倒すようにして気道を確保する。


B呼吸と脈拍を確認し、停止しているならば適切な心肺蘇生術を施す(「水に溺れたとき」参照)。心室細動を起こしている場合はAED(=自動体外式除細動器)が有効なので、近くにあれば使用します。




狭心症が疑われる場合
 心臓を圧迫しないような楽な姿勢で安静にしていれば、数分で回復することがほとんどです。痛みが長く続くようならば心筋梗塞の可能性もあるので、早急に救急車を呼びましょう。




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