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凍傷になったとき
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決してこすってはダメ!
ぬるま湯などで皮膚の感覚が戻るまで温め続ける。 |
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身体のどの部位にも生じますが、特に血液のめぐりの悪い手足の指・鼻・耳などが凍傷になりやすい部位です。
極端な低温状態による血行の悪化や皮下組織の水分凍結、またそれが解凍することで組織を破壊するものです。
症状は第1度から第4度の4段階に分けられます。
皮膚が赤く変色し腫れて痛みや痺れを伴う第1度の状態で治療を行わないと、水疱が生じ(第2度)皮膚の感覚は次第に失われていきます。
更に症状が進み壊疽を起こすと(第3度)、回復が見込まれず切断が必要となる場合があります。第4度では筋肉や骨にまで壊死が及び、その部位の脱落もあり得る深刻な状態となります。
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@暖かい場所へ移動させ、凍傷を受けた部位を下記の方法で温める。この際、絶対に患部をゴシゴシこすったりしないでください。
<手足の指>
ぬるま湯につけ、お湯は冷めたら注ぎ足しをして40〜42℃程度に保つ。
<鼻・耳など顔の部位>
温めた柔らかいタオルなどをそっと当てる。
A温める作業は、患部が失った感覚が戻るまで続ける。
B感覚が戻るにつれ、激しい痛みを訴えるようになるので、あれば鎮痛剤を服用させて早めに医療機関で受診する。
血行不良が大きく影響するので、喫煙者は凍傷にかかりやすいと言われます。
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