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ここがポイント!

安全な場所に誘導し、安静にさせることが大切。
卒倒した場合は外傷にも留意する。


症状と病態 


 脳貧血は、一般に「貧血」と呼ばれている疾患とはメカニズムも症状も異なります。


 貧血は血中の成分に問題があるのに対し、脳貧血は一時的に血圧が低下し、脳にうまく血液が回らなくなることで起こります。起立時や長時間立っていた時などによく起こり、立ちくらみも軽い脳貧血の状態です。


 寝不足や過労、深酒などの要因が重なった時は要注意です。また、自律神経の乱れにより、血圧をうまくコントロールできないことが原因となる場合もあります。


 めまい、冷や汗をかく、顔面が蒼白になるなどの症状があります。視界がおかしい・耳鳴りがするなどの前兆らしきものを感じても、すぐに失神してしまうことも少なくありません。


 駅のホームで突然脳貧血を起こし、線路に転落するような事故も起きていますので、なんとなく調子がおかしい、いつもと違うと感じたときは、我慢せずすぐにその場でしゃがんでしまうのが安全です。





応急処置の流れ 


意識がある場合
@しゃがんで頭を低くするか、仰向けに寝転がって深呼吸をする。


A衣服を緩め、なるべく暖かくして安静にする。




意識がない場合
@衣服を緩め、頭を低く、足を高くして寝かせる。


A顎を上げて気道を確保するか、吐き気があるようなら顔を横向きにさせる。吐いてしまった場合は、口の中のものを取り除き、柔らかい布などできれいにぬぐって、窒息を防いでください。


B身体が冷たかったり顔色が蒼白になっている場合は、毛布などで身体を包んで保温をする。


卒倒した場合は頭などの急所を強く打っている可能性があります。様子をよく観察し、鼻や耳から出血をしていたり、呼びかけても意識が戻らない時には、直ちに救急車を呼びましょう。




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